【TREND NEWS】国内外の話題を現地からレポート!/北海道・福岡・インド・パリ・ニューヨーク(2019年7月号)

女性トレンドニュース
2019 Vol.26
【TREND NEWS】国内外の話題を現地からレポート!/北海道・福岡・インド・パリ・ニューヨーク(2019年7月号)
国内海外の話題・最新トレンドNEWS
国内各地域・世界の各国で活躍する会社や個人の方が地元で起こっている最新の話題をレポートします。
新しい視点、動き、ヒントになる着眼点もたくさんあります。興味があればぜひ現地に飛んで、実際に目で足で確認してみましょう。

地域

【北海道】新千歳空港で発見!十勝発信、食のショールーム

2019年春、新千歳空港ターミナルビルにご当地ベアや道産素材を使用した化粧品、伝統的なアイヌ文様の商品など、北海道ならではの商品や食材を扱うアンテナショップが続々オープンしている。

現在、NHKの朝ドラの舞台として全国的に注目が集まる十勝の農産物や食材にこだわった「十勝VALLEYs」も3月28日にオープンしたばかりだが、すでに大人気だ。

『十勝の魅力を食を通して知ってもらおう』がコンセプトで、十勝管内19市町村を網羅する特産品を販売し農作物のすばらしさを伝える情報発信の場と、旬の野菜を畑から直送し加工品や軽食を販売、食べ方を提案することで、できたてのおいしさを体感してもらう食のショールームにもなっている。

ギフトにもおすすめ!『十勝若牛のコンビーフ』(画像中央)

注文が入ってから作るオリジナルフライドポテト480円は人気の一品で、十勝産ジャガイモのインカのめざめ、シャドークイーン、マチルダ、こがね丸の4種類を使い、種類によってカットを変え、それぞれの味を楽しめるようにしているこだわりようだ。プラス200円でトッピングできる熱々たっぷりのラクレットチーズは中札内産のチーズを使用し、ジャガイモの素朴なおいしさとよく合い試す価値あり。

ラクレットチーズたっぷりの揚げたてポテト

山田 郁

北海道フードマイスター。
北海道の美味しいものや珍しいものを発見・発信しながら、食を通して地元から北海道を応援していきたいと思っています。

【福岡】気軽に楽しく。できる範囲でのドネーションが浸透中

“できる範囲でのドネーション(寄付・寄贈)”が、福岡女子の間でも広がりつつある。

「誕生日プレゼントは寄付で」。福岡在住のコラムニスト須藤美香さんは先日、友人らと合同でバースデードネーションパーティを企画した。プレゼントの代わりに寄付を募る誕生会だ。

「海外在住の友人が数年前にフェイスブックで呼びかけているのを見ていいなと。欲しいモノはもうないから、その分ボランティア団体の応援になればいいな」。参加した友人たちも、「みんなでワイワイお祝いしながら、支援ができるのってすてき。私もやってみたい」と好評だ。

誕生日ドネーションは、家族と暮らせない子どもを支援する「SOS 子どもの村JAPAN」へと寄付された

ワーキングママの小森一美さんは、飲食店予約にグルメアプリ『テーブルクロス』を利用する。「このアプリ、予約した人数分だけ、途上国の子どもたちへ給食が届く仕組みなんです。PTAの会合など、幹事として飲食店予約をすることも多いのですが、せっかくなら子どもの役に立つサービスを使いたいなと。気軽にできるのもいいし、つい友だちに教えちゃいます」。

キーワードは、気軽にできる範囲で楽しむ社会貢献。モノやサービスがあふれる昨今、社会貢献は今後、商品・サービスの大きな付加価値となっていくのではないだろうか。

寺島 みちこ

株式会社オフィスat 代表取締役
福岡県福岡市中央区大名2丁目2-1
MIKIビル5階

出典: https://office-at.biz/

海外

【インド】急速に近代化を遂げるなか、進む伝統回帰

近年インドでは伝統文化を今風にアレンジする活動や商品が注目を集めている。

ファッション業界では、欧米のファッションスタイルが広く浸透し始めたことや機械化により、技術者の仕事は年々減少しているが、中でも世界から高い評価を受けてきたサリーやペイズリー柄といった手織技術を守る動きが広がっている。インドの著名デザイナーたちを中心に活動が起こり、政府も巻き込むかたちで活発になっているのだ。

食品では、断食する修行者や病み上がりなどに食されてきた穀物「アマランサス」がシリアル代替品として発売され、また雑穀の一種である「ラギ」を使ったビスケットも販売されるなど、古くから親しまれている食材がグルテンフリーとして再注目されている。

グルテンフリーな「ラギ」を使ったクッキー

飲料では、家庭で飲まれていた「ジャルジーラ(インド風レモネード)」をおしゃれなパッケージで販売した「Paper Boat」が老若男女問わず人気商品となっている。

近代化が進むことでライフスタイルは着実に欧米化しつつあるが、伝統的なスタイルをアップデートしながら発展していく流れが今後も続きそうだ。

伝統的な家庭飲料、インド風レモネード「ジャルジーラ」も商品化

濱野 圭介

「TNC アジアトレンドラボ」リーダー。アジア各国からトレンドを収集し、ローカルインサイトを研究。サイトにてトレンドトピックスを更新中です。

出典: https://tnc-trend.jp/

【パリ】ファッションかモラルか、タトゥーブームの昨今

ことし2月にパリで開催された『第9回国際タトゥーショー』が、3万人を超える来場者数を記録し、タトゥーへの関心の強さを印象づけた。

とはいえ、かつてはフランスでも犯罪人や不良の象徴として忌み嫌われていたタトゥーが、一気にファッションとして若者の間に拡がったのは、ポップカルチャーが台頭し始めた1990年代頃からだ。ネット調査によると、2010年は10%ほどだったタトゥー人口が2018年には18%、しかも女性のタトゥー率が9%から16%に急上昇、男性の10%を上回ったことが興味深い。女性誌にも頻繁に取り上げられていることもあり、彼女たちの大半は「タトゥーはアート&ファッション」と考えているという。

タトゥースタジオ

待合室も兼ねたシンプルな店内では、デザインブックからその場で絵柄を選ぶこともできる

その反面、市場拡大に乗じた無資格運営の彫り師が半数近くもいることが調査で分かり、モード化に反発する声があちこちから聞こえてくるようになった。ファッション関係以外の仕事では少なからずマイナス面もあるようだ。

一般化したとはまだまだ言い切れない現状の中、敬遠される存在に逆戻りしてしまうのか、ファッションとして発展を続けていくのか、タトゥー市場にとって生き残り合戦の火ぶたはすでに切って落とされている。

星野 結花

1992年よりフランス・パリ在住。百貨店での日本人顧客担当チーフ職を経て、現在は日本の衣食住をフランスに発信すべく、フリーランスとして活動中。

【ニューヨーク】大都会で「隠れる」スピークイージーとは

バーやクラブなどの「ナイトライフ」が派手で盛んなイメージのあるニューヨークだが、近年支持を集めているのが、「スピークイージー」という形態のバー。元々は、禁酒法時代に政府に隠れて営業していた酒場を指すのだが、現代のスピークイージーはもちろん真っ当で合法。だが入り口が「隠れて」いる。

例えば、ローワーマンハッタンの「ビューティー&エセックス」は雑貨店にしか見えないが、カウンター裏に巨大なバーレストランへの入り口がある。スピークイージーの代表格「プリーズ・ドント・テル」はどう見てもホットドッグ店だが、店内に不似合いな電話ボックスが、秘密のバーへのレセプションにつながっている。ユニオンスクエアの「ディアーアーヴィング」は特に隠れてはいないが、看板がないから探しづらい!

ビューティー&エセックス

(バーには見えない店構え)

プリーズ・ドント・テル

(バーには見えない店構え)

どれも入り口が不自然に混雑しているので、もはや全く忍んではいない。だが、ニューヨーカーが好むのは、その「特別感」。入れる人しか入れない、隔絶された閉鎖スペースで、友人知人と酒を酌み交わす。大都会なりの大人の遊び方なのだ。

南 あや

生活情報紙「ウイークリー NYジャピオン」編集長。ロサンゼルスとボストンでの生活を経て、2016年よりニューヨーク在住。趣味は美術館巡りとおいしいもの探し。

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