【TREND NEWS】国内外の話題を現地からレポート!/名古屋・神戸・シカゴ・タイ・メルボルン(2019年6月号)
女性トレンドニュース
2019 Vol.25

INDEX
国内海外の話題・最新トレンドNEWS
国内各地域・世界の各国で活躍する会社や個人の方が地元で起こっている最新の話題をレポートします。
新しい視点、動き、ヒントになる着眼点もたくさんあります。興味があればぜひ現地に飛んで、実際に目で足で確認してみましょう。
国内各地域・世界の各国で活躍する会社や個人の方が地元で起こっている最新の話題をレポートします。
新しい視点、動き、ヒントになる着眼点もたくさんあります。興味があればぜひ現地に飛んで、実際に目で足で確認してみましょう。
トレンドニュース:地域
【名古屋】名古屋女性の生活にはデパートがなきゃ始まらない!
洋服も食料品も、今やネットでサクサクと購入ができる時代。名古屋の女性たちもその便利さを知ってはいるものの、平日も休日もお買い物に向かう先はデパートやファッションビルだ。店内には曜日を問わず、ベビーカーをひいたママと子ども、おばあちゃんの三世代がそろってお買い物をする姿もよく見られ、彼女たちの根っからの「デパート大好きっぷり」がよくわかる。
全国的にはデパートの売り上げは伸び悩みを見せているというが、名古屋のデパートはリニューアルの度に客が殺到。今年3月、松坂屋 名古屋店にオープンした「KiKiYOCOCHO」にも、オープンから連日、各店舗に行列ができるほどだ。
ここには、「ためせる・みつかる・くつろげる」をテーマにしたコスメやフード、雑貨など25店舗が立ち並び、横丁スタイルで展開。中には日本初出店のカフェ「サニーデイズ」や食パン専門店「ポール ボキューズキャレ」のほか、東海初出店や松坂屋初出店も多数!“新しいもの好き”で“特別感好き”な名古屋女性にとっては、しばらく目が離せないスポットとなっている。
ここには、「ためせる・みつかる・くつろげる」をテーマにしたコスメやフード、雑貨など25店舗が立ち並び、横丁スタイルで展開。中には日本初出店のカフェ「サニーデイズ」や食パン専門店「ポール ボキューズキャレ」のほか、東海初出店や松坂屋初出店も多数!“新しいもの好き”で“特別感好き”な名古屋女性にとっては、しばらく目が離せないスポットとなっている。
【神戸】山と海を感じる、サスティナブルなカフェ
神戸市は平成24年に六甲山森林整備戦略を策定。森の手入れで発生した間伐材を建物に利用する取り組みを市内各所で進めている。間伐材を内装に積極利用した事例のひとつがことし2月にオープンした須磨離宮公園内のレストハウスGARDEN PARTAGE(ガーデンパタジェ)である。
開放的なカフェの壁やテーブルに六甲山の間伐材を利用。市販の製材された板を使うよりも癖があるため間伐材の扱いに苦心したが、サスティナブルな街をつくることも個性的で多種な木材を使うことも楽しんだインテリアとなった。
噴水広場に面したカフェは素材にこだわった料理が神戸のおしゃれな主婦層に人気で土日のランチ時間帯はいつも満席。モーニングで使用する2階からは噴水広場の先に須磨の海が見渡せるので、ゆっくり静かな公園を楽しみたい人には朝の時間帯がおすすめ。
モーニングでも食べられるバブル型のワッフルは十勝産小麦や甘こうじを使用しており、生地だけでも美味しいがクリームやバターの乳製品からも素材へのこだわりを感じる。
噴水広場に面したカフェは素材にこだわった料理が神戸のおしゃれな主婦層に人気で土日のランチ時間帯はいつも満席。モーニングで使用する2階からは噴水広場の先に須磨の海が見渡せるので、ゆっくり静かな公園を楽しみたい人には朝の時間帯がおすすめ。
モーニングでも食べられるバブル型のワッフルは十勝産小麦や甘こうじを使用しており、生地だけでも美味しいがクリームやバターの乳製品からも素材へのこだわりを感じる。
須磨離宮公園の噴水広場は5月がバラの見頃。ぜひ神戸のサスティナブルなカフェと公園を楽しんで頂きたい。
トレンドニュース:海外
【シカゴ】子どもと一緒にピアスを開けるママが増加中
中学生ともなると、姉妹や友だちに影響されてピアスを開ける女子が多いアメリカ。3歳からOKだが、保護者のサインが必要なため、ファッション雑貨専門店の「クレアーズ」などに保護者が同行する際、それまでピアスをしていなかった日本人や、開け直すアメリカ人をよく見かける。
ショッピングモールには、「JCペニー」や「Macy's」といった百貨店もあり、いずれも「ピアスを買えば穴あけは無料」のサービスがあるため、後日店頭でピアスを開けることも。使い捨てピアサーとケア用品がセットで、価格が手頃なことも、ピアスを開ける需要を後押ししている。
ショッピングモールには、「JCペニー」や「Macy's」といった百貨店もあり、いずれも「ピアスを買えば穴あけは無料」のサービスがあるため、後日店頭でピアスを開けることも。使い捨てピアサーとケア用品がセットで、価格が手頃なことも、ピアスを開ける需要を後押ししている。
ファーストピアスは、14Kゴールドの本体にキュービックジルコニアなどをアレンジしたスタッド(びょう)タイプが人気だ。他の素材では24Kメッキとメディカルステンレスなどがあり、中心価格は30~50ドル(約3300~5500円)。
セカンドピアスとして、クレアーズでは、「純銀3つセットで2セットがタダ」(32ドル)といったスタッドが充実、JCペニーやメイシーズは、20~100ドルのピアスが40%引きなど、ジュエリー付きのドロップやフープ型のピアスが気軽に買い換えられる。
セカンドピアスとして、クレアーズでは、「純銀3つセットで2セットがタダ」(32ドル)といったスタッドが充実、JCペニーやメイシーズは、20~100ドルのピアスが40%引きなど、ジュエリー付きのドロップやフープ型のピアスが気軽に買い換えられる。
【タイ】ファッションデザイナーズブランドに注目
Sretsis(スレトシス)を始め、タイのアパレルブランドが日本でも注目されている。海外のバイヤーもタイのデザイナーズブランドを精力的に仕入れているようだ。
タイのアパレルメーカーと言えば、インド系財閥(印僑)によるJASPALや、GREY HOUND、FLYNOW、などが有名。いずれも30年以上続く老舗メーカーで、アパレル事業のみならず商社として様々な事業を展開している。
2000年代に入り、ファッション誌ELLEなどがスポンサーとなってファッションウィークが開催されるようになると、スレトシスやmilin(ミリン)、DISAYA(ディサヤ)といった小さなメーカーが、海外のファッションエディターやバイヤーの目に止まるようになる。
だがタイ国内では一般人にブランド服の需要はなく、ファションデザイナーという仕事は富裕層の道楽商売と捉えられがちであった。一方で、国立大学の支援や外資系服飾専門学校のタイ進出により、タイのアパレル業界は着々と進歩している。
タイのアパレルメーカーと言えば、インド系財閥(印僑)によるJASPALや、GREY HOUND、FLYNOW、などが有名。いずれも30年以上続く老舗メーカーで、アパレル事業のみならず商社として様々な事業を展開している。
2000年代に入り、ファッション誌ELLEなどがスポンサーとなってファッションウィークが開催されるようになると、スレトシスやmilin(ミリン)、DISAYA(ディサヤ)といった小さなメーカーが、海外のファッションエディターやバイヤーの目に止まるようになる。
だがタイ国内では一般人にブランド服の需要はなく、ファションデザイナーという仕事は富裕層の道楽商売と捉えられがちであった。一方で、国立大学の支援や外資系服飾専門学校のタイ進出により、タイのアパレル業界は着々と進歩している。
タイは副資材やハンドメイド工賃が安いので、凝ったデザインの量産も可能なのだ。コツコツと力を蓄えてきたタイのファッションブランドは、ここに来てやっと軌道に乗り始めた感がある。今後の動きに注目だ。
高岡 朋子
2008年、タイ・バンコクにて日本語情報誌WOM(ワム)を立ち上げ、編集長として現在に至る。オールアバウト・アジアのリゾートガイド担当。
【メルボルン】進化する豪州自動車市場。新しいカーライフスタイル
2017年にトヨタやGMなどの自動車メーカーが撤退したオーストラリアでは、2018年から中古車輸入規制が緩和され、今年さらなる緩和が予想されており、今後日本からの中古車が増加していく様子がうかがえる。豪州は、日本と同じ右ハンドルであることや日本車の人気が高いことも勢いに拍車をかけているのだ。
そんな豪州で普及しているのが、SNSやネットサイトを通じた中古車売買。自動車は、現地での生活において欠かすことのできない存在であるが、豪州最大の掲示板サイトのGumtreeをはじめ、2016年からスタートしたFacebookのマーケットプレイスでの自動車の個人間売買もかなり普及してきている。
そんな豪州で普及しているのが、SNSやネットサイトを通じた中古車売買。自動車は、現地での生活において欠かすことのできない存在であるが、豪州最大の掲示板サイトのGumtreeをはじめ、2016年からスタートしたFacebookのマーケットプレイスでの自動車の個人間売買もかなり普及してきている。
また、都市部に住む車を所有しない人々をターゲットにした、カーシェアリングの市場も急成長中。2018年初旬にメルボルン発で登場したCarbarは、Netflixスタイルの自動車サブスクリプションサービスを軸にした新しいかたちのカーシェアリング。駐車場代が非常に高いオーストラリア都市部では、若者を中心に浸透しつつある。