【座談会・アンケート】節約生活はいまや当たり前。介護・生理用品への軽減対象を願う(2019年10月号)

座談会・アンケート
2019 Vol.29
【座談会・アンケート】節約生活はいまや当たり前。介護・生理用品への軽減対象を願う(2019年10月号)

公開座談会:節約生活はいまや当たり前。介護・生理用品への軽減対象を願う

2019年8月の座談会は40代、50代の方に、消費税率10%増税についてお話を聞きました。
参加者プロフィール(年齢・居住地・職業・家族状況)

Aさん 東京都/50代、自営業、子ども1人(大学生娘)

Bさん 東京都/40代、フルタイム勤務

Cさん 千葉県/50代、自営業、夫、子ども2人(社会人息子・高校生娘)
日常的な節約志向が浮き彫り。PB商品、モニターなどで工夫

増税について日頃意識していることは?

Aさん 消費増税関係なく普段から節約生活を長くやっているので、特に意識していることはありません。
高額商品については駆け込みはじめました。
マウスピース矯正をしているのですが増税を見込んでやっています。また、コンタクトレンズをまとめ買いする予定です。

Bさん 高額商品は税金が上がる前に買っておこうと思います。
パソコンが欲しいのでお店を見て回っています。
あと、外に出たらコーヒー1杯飲んでいたところを減らそうと。たばこを吸うのでまとめ買いしなくちゃ、というプレッシャーもあります。日用品もまとめ買いしています。
毎日使うシャンプーなどは節約方法を考えたいです。

Cさん 今回だけではなくて日頃から倹約しなきゃと対策しているので、改めて意識していることはありませんね。
軽減税率やキャッシュレス化など、複雑なので対策はしなくちゃ、と思っています。駆け込みの買い物は特に考えていないです。

Aさん トイレットペーパーなどはまとめ買いしても置き場所にこまりますし、還元セールは焦るので買いません。
調味料なども良いものは高いので、日持ちを考えながらまとめ買いしたいです。
それから、化粧品のモニターになって節約しています。2000円のシャンプーが今は10本以上ストックしてあります。
増税後、ますますモニターなどに参加して、有効に使っていきたいと思います。

Bさん 今までコンタクトレンズを使っていましたがやめました。
ペットボトルの飲み物も1日4~5本買っていたのですが、なるべく家から持って行き、お昼も外食はせず家から持って行くようにしています。
安い商品を買おうと思っていてPB商品に切りかえていこうと思います。
ガソリン代や電車賃などの移動費もバカにならないですよね。

Cさん ポイントを貯めています。よりポイントが得られるルートをチェックしています。
マルエツさんならアプリ会員ポイント2倍の日などに行くようにしています。
その他、株の優待券や商品券を活用します。
「買うのを控える」というのは大前提なのですが、さらに節約、倹約していくという意識です。金券ショップも利用しています。
百貨店の商品券や、コンビニカード、ケンタッキーフライドチキンのカードとかお得です。

Aさん ランクを落とさずにお得感のあるPB商品を使うようにしています。水道、ガス、電気代などが地味にアップしていて不安。

Cさん クリーニングを出していましたが、週20枚を自分でアイロンをするようにしています。
その他、株・金・外貨などの金融商品を扱っています。
「老後2000万円」のことが頭から離れなくて気にしています。私も工夫としてはPB商品を使うようにしています。
スマートフォンなんかも格安に買いかえたいと思っているのですが、どこに行って相談したらいいのかが分からないです。
コンビニのイートインよりも持ち帰ってお家や公園で

外食費は軽減税率対象外。食事に変化は?

Aさん 外食したくなくなりますよね。結局、家でごはんを作ると思います。

軽減税率は日常的に使われるものが含まれるというけれど、じゃあ生理用品はどうなんでしょうか。政府が少子高齢化を叫ぶなら、オムツなんかも軽減されるべきだし疑問です。

男性が決めているから、全然気がまわっていないと感じます。

新聞のような定期刊行物はそのままだそうですが、今どれくらいの人が新聞を読むのか。
それより通信費の軽減の方がうれしい。


Bさん 食品8%据え置きはうれしい。外食はしなくなると思います。
マックに月に1~2回行っていたとすれば半分にするかも。コンビニに行くときはイートインのスペースがあるかどうかをよく見ます。
コンビニで買って、その場でおいしく食べたいから。

でも10%になってしまうなら、家に持って帰ったり、公園で食べたりすると思います。


Cさん 外食はほとんどしないので関係ないのですが、社会全体で見ると変だなって。
コンビニで買ったものをイートインで食べれば10%とか分かりにくい。
子どもや女性、高齢者にやさしい軽減税率をかなえてほしい

将来、軽減税率対象になってほしい物は?

Aさん 少子高齢化の時代ですから、赤ちゃんが使うオムツや介護用品を軽減してほしいですね。

Bさん 携帯電話やパソコンの通信費が月に1万5000円ほどかかっています。
それでも一番安いコースなのですが、通信速度が遅くなるので不便です。
新聞よりも、日常で使う頻度の高い携帯電話の通話料、インターネットの通信費などを軽減してほしいです。

Cさん 特にこれを軽減してほしい、というのはないです。
むしろ、食費だけ細かく課税対象が仕切られているのは嫌ですね。
一律課税10%にすれば良いのにと思います。二本立ては難しいですよね。

WEBアンケート :消費増税についてのアンケート調査

消費増税についてアンケート調査を行いました。

対象:全国 女性・178名(20代~ 70代)

調査期間:::2019年8月9日~ 8月20日

Q1 消費増税に向けて倹約を意識していますか?

(単一回答)

最も多かった回答は「意識はしているが消費は変わらない(62.4%)」でした。
「意識して消費も減った(20.8%)」、「意識していない(16.9%)」と続続きます。

意識はするも、 普段の生活を変えることができない人が多いようです。

Q2 増税に備えて買いだめしておきたいものはありますか?買いだめしておきたいものをすべてお答えください。

(単一回答)

休日の遊び方の回答として多かったのは「家族で出かける」でした。

YouTube視聴やゲームなど、平日と同様室内の遊びもあがりますが、「家族で出かける」「友だちと出かける」など休日になると外に出かけて遊ぶことが多い様子が分かります。

休日に児童館や学校の校庭開放を利用した遊びをすることもあるようです。

Q3 「軽減税率」をご存じですか?

(単一回答)

「知っている」との回答が93.3%、「知らない」が6.7%、と多くの人に認知されていることが分かります。

Q4 軽減税率導入後はイートインスペースで食べると 消費税率が10%ですが、持ち帰れば消費税率8%となります。 イートインスペースの利用頻度はどうなると思いますか?

(単一回答)

「利用が減る」との回答が50.0%、「変わらない」が44.9%と、ほとんどが二つの意見に分かれました。

Review

座談会:
消費税10%の税制改正と同時に飲食料品と新聞を対象にした軽減税率制度の導入は、だれもが初めて体験します。

参加者にとって、節約や倹約意識はいまや生活の「当たり前」になっているようでした。

消費税10%への引き上げよりもむしろ、軽減税率二本立ての複雑さ、税金の使い道を知りたい、少子高齢対策に役立つ軽減税率にした方が良いなどという、社会全体を俯瞰した発言が印象的でした。


アンケート:
消費税増税に向けて倹約の意識はあるものの、実際に行動にはうつせていない様子が分かりました。

軽減税率導入後のイートインスペースの利用については、座談会参加者の発言にもあったように、利用が減ると回答している人が約半数いました。

その一方で約半数の人が利用頻度は変わらないと回答していることから、イートインスペースの利用が日常に浸透していることが伺えます。

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