【ペルソナレポート】女性ペルソナ解説:充実DINKs(2019年8月号)

ペルソナレポート
2019 Vol.27
【ペルソナレポート】女性ペルソナ解説:充実DINKs(2019年8月号)
ハー・ストーリィが発表した成人女性マーケットの代表的な消費者像を、毎月1タイプずつ紹介します。
■ペルソナ (persona) とは

ユーザー像の具体化です。ターゲットの顧客を仮の人物像に仕上げます。商品・サービスを提供する側が、顧客イメージを共通認識として持つことができるメリットがあります。

今号紹介するペルソナ像 「 DINKs」

バブル世代 <攻略マーケット 40代後半~50代前半>

充実JJ  <攻略マーケット 50代後半~60代前半>  

充実DINKs・バブル世代 :攻略マーケット 40代後半~50代前半

象徴的キーワード
キレイ見え コージーな暮らし 常に自分をアップデート 

内から輝く 一人の時間
鈴木 里佳子(51歳)
▼既婚(子どもなし)
▼会社員(出版社勤務)
▼世帯年収 1300万円(夫/大手企業 部長職)
▼戸建て(夫/大手企業 部長職)
▼貯蓄額 500万円/貯蓄より消費
(家計の管理は夫婦一緒。生活費はカードから落としている)

時代背景

バブル景気で(1986年~1991年)日本経済絶好調。右肩上がり志向。

貯蓄より消費。就職は売り手市場。結婚相手は三高。

チーズケーキ、ティラミスブーム。共働き。独身は自由なお金あり。Facebookで繫がる。

価値観

▼ 結婚&家族  

家族も職業もライフスタイルも、多様なスペックをもちたいアクティブリッチな私
スマホを使いこなし、自ら車のハンドルを握る、旅に出る。そんなリッチでアクティブな生き方をするために働く。

▼ 仕事&マネー  

オシャレも美ももっと自分にお金をかけてイイ!私なりのわがままを発揮させる
貯蓄よりも消費。気に入ったものや自分磨きのためには積極的にお金を使う。
自分への投資がキーワード。

関心事:朗報! 一周回って懐かしの「キュロット」がトレンドの秋

40~50代の中でも特にバブルを経験した世代は「がむしゃら」に走ってきた(下図)。

バブル世代は今でもアクティブに動き回る。
そんなアクティブな動きをサポートする秋冬のファッションは、クラシックを現代にアップデートした「ニュークラシック」が大きな潮流。何と言っても「キュロット」の復活。

あらためてキュロットとは「全体にゆったりとして、外見上はスカートに見える半ズボン」のこと。
数年前に流行した「ガウチョ」やスカートとパンツを掛け合わせた「スカンツ」も記憶に新しいが、バブル世代にはとっては、それらは全部「キュロット」。1

990年頃に「渋カジ」の流れで紺のブレザーが大ブーム。いわゆる“紺ブレ”にキュロットスカートを合わせてフェミニンな着こなしが体型をカバーしたいアラフォー、アラフィフ世代となるバブル女性には朗報。

充実DINKs・充実JJ :攻略マーケット 50代後半~60代前半

象徴的キーワード

人生これから  楽しいことが好き  家族が大事、家が大事

社会貢献もしたい  自分のコレ!を選びたい
片瀬久子(60歳)
▼既婚(長男34歳 会社員 孫1人/長女30歳 派遣)
▼パート社員(経理部)
▼世帯年収 700万円(夫/自営業・システムエンジニア)
▼築35年のマンション住まい
▼貯蓄額 200万円(1500万の貯蓄から夢だったマンションの
 フルリノベーションを1300万円でかなえたばかり)

時代背景

雑誌『JJ』(1975年創刊)世代は高度経済成長の中で育つ。

女性の社会進出、解放運動(ウーマンリブ)が欧米や日本において起こる。

初めての海外ブランドブームで「バーバリー」「マックスマーラ」は今でも根強く人気。
ニュートラ、ハマトラ(横浜トラッド)ファッションで、ドライブデートを楽しんだ。

BGMにはユーミン、サザンオールスターズをチョイスし、音楽とともに思い出がある。美人より"かわいい"が人気。

価値観

▼結婚&家族
高度経済成長の中で育ち、暮らしは豊かに若くして結婚、家庭を中心に人生をエンジョイする「私」

男女雇用機会均等法はなく、男性と同じように働くには特別な技能を持っている必要があった。
社会人になったころの景気は良い。家庭を持った後もずっと夫の収入は良く、人生にそう不安はない。

▼仕事&マネー
男女雇用機会均等法前、仕事が限られ20代で主婦に家族のため家のためにお金を使って「自己満足」を得たい

クールな個人主義だが、自分が消費することだけでなく「誰かのために間接的に消費」したい。
ガーデニング、リフォーム、趣味など健康を維持しながら「家」や「家族」のためにお金をかけていく。

関心事: 一番の悩みは“顔のシミ”。「聞いてなかったよね~」でハツラツとリセット

JJ世代の60代女性が、美容やおしゃれでいちばん気になるのが「顔のシミ」。

学生だった1970年代後半から1980年前半は空前のサーフィンブーム。
肌を焼くのが夏のトレンドだった。
サーフィンのメッカ神奈川県の湘南は、日焼けする若者たちで溢れた。

そして今、サントリー「エファージュ」のCMが刺さると話題だ。
エファージュは60代向けシミ対策美容液。
CMにはジュディ・オングさんはじめベテランタレントが起用されている。

オングさんが「紫外線がシミになるなんて昔は聞いてなかった」と訴えかけ、画面に登場する女性たち全員が闊歩しながら、「UVケアしてこなかった私たちのシミ」とハツラツと言う。「そうそう」とJJ世代は思わず膝を打つ。

夏は真っ黒に日焼けするのが美しいと信じてきたJJ世代にとって「顔のシミ」は今や一番の悩みごと。
「聞いてなかった」と一回時代のせいにして、仲間と笑い飛ばせば、あとは明るい未来しかない。

人生100年時代、まだまだ楽しみたいJJ世代には、シミさえも「私たちの」と肯定的に受け入れるポジティブコピーが心に刺さる。

時代をとらえる「6コース13+1」特徴的女性像

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本誌では、国勢調査に基づく家族構成、年齢、就業などの膨大な調査データから女性のマーケットボリュームを抽出。

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¥16,500 税込

出典: ペルソナ2020年度版「HERFACE15 2020」 | HERSTORY ONLINE SHOP

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