【気になる記事データ】女性の高齢者人口が初めて2000万人を超える(2019年1月号)
編集部レポート
2019 Vol.20

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女性にまつわる記事やデータから、今の女性をとりまく問題や今後の課題などを読み取ります。
女性の高齢者人口が初めて2000万人を超える
日本の総人口は、1億2642万人と、前年と比較すると27万人の減少。一方、65歳以上の高齢者(以下「高齢者」)人口は、1950年以降、一貫して増加し、2018年9月現在の推計では、3557万人と、前年と比較すると44万人の増加となった。男女別では、男性は1545万人、女性は2012万人で、女性の高齢者人口が初めて2000万人を超えた。また、人口性比(女性100人に対する男性の数)をみると、15歳未満では104.9%、15~64歳では102.4%と男性が多いのに対し、65歳以上では、76.8%となっている。総人口に占める高齢者人口の割合は28.1%、男女別にみると、男性は25.1%、女性は31.0%となっている。年齢階級別では、70歳以上の人口は2618万人(総人口の20.7%)で、前年と比較すると、100万人増となり、初めて20%を超えた。これは、いわゆる「団塊の世代」が2017年から70歳を迎え始めたことなどによるものと考えられている。
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