【気になる記事データ】働く女性の月額賃金は、24万7500円。緩やかに増加が続く(2019年6月号)
編集部レポート
2019 Vol.25

女性にまつわる記事やデータから、今の女性をとりまく問題や今後の課題などを読み取ります。
働く女性の月額賃金は、24万7500円。緩やかに増加が続く
2019年3月に公表された平成30年賃金構造基本統計調査によると、月額賃金は男女平均30万6200円(年齢42.9歳、勤続12.4年)で、男性33万7600円(年齢43.6歳、勤続13.7年)、女性24万7500円(年齢41.4歳、勤続9.7年)。男女平均、男性および女性のいずれも前年比0.6%増加となっている(図1)。
図2の男女別の賃金カーブを見ると、男性は年齢階級が高くなるとともに賃金も上昇し、50~54歳に42万6000円でピークを迎え、その後下降している。
女性も50~54歳の27万600円がピークとなっているが、男性に比べ、賃金カーブは緩やかとなっている。5年前と比べると、男女とも賃金カーブは上方にシフトしている。
人手不足などを背景に、男女ともに運輸業、郵便業、建設業、宿泊業、飲食サービス業、女性は製造業、医療、福祉などの分野で賃金が増えていく傾向は続くだろう。
図2の男女別の賃金カーブを見ると、男性は年齢階級が高くなるとともに賃金も上昇し、50~54歳に42万6000円でピークを迎え、その後下降している。
女性も50~54歳の27万600円がピークとなっているが、男性に比べ、賃金カーブは緩やかとなっている。5年前と比べると、男女とも賃金カーブは上方にシフトしている。
人手不足などを背景に、男女ともに運輸業、郵便業、建設業、宿泊業、飲食サービス業、女性は製造業、医療、福祉などの分野で賃金が増えていく傾向は続くだろう。
このページで紹介したグラフは、HERSTORYが運営する「女性のあした研究所」に掲載しています。