【気になる記事データ】図解・データで知る男女の違い②/気になる記事・データ(2017年8月号)
編集部レポート
2017 Vol.3

INDEX
図解・データで知る男女の違い②
買物は現代の「狩り」本能の違いで知る男女の買物の違い
買物の特徴は男女で異なる。この違いは、男女の本能の違いによって生じるものだ。本能のルーツは原始時代の生活から確認することができる。人間は原始時代、男が狩りをして食料を得ていた。そのため、男性は瞬発力や方角の認識、障害物への察知能力に長けている。一方の女性は子どもを産み育て、夫が狩りに出て不在の間子どもを守るための危険察知能力や情報収集能力に長け、危険を察知するとそれを周囲に知らせていた。
現代になり生活のスタイルが変化してもその名残をとどめ、男性は「外」の獲物すなわちターゲットである商品へ一直線に目線が行き、女性は「内」の子どもや家族に目線が行き、それらを考慮した結果、商品へとたどり着く。この外と内の目線の違いが、買物行動の男女の違いを明確に生み出しているのである。
(編集部/井上)
現代になり生活のスタイルが変化してもその名残をとどめ、男性は「外」の獲物すなわちターゲットである商品へ一直線に目線が行き、女性は「内」の子どもや家族に目線が行き、それらを考慮した結果、商品へとたどり着く。この外と内の目線の違いが、買物行動の男女の違いを明確に生み出しているのである。
(編集部/井上)
参考文献:『話を聞かない男、地図が読めない女』アラン・ピーズ+バーバラ・ピーズ著
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今月の気になる記事・データ
ひとりで育児と介護を行う「ダブルケア」
ひとりで育児と介護の両方を担う「ダブルケア」の状態にある人が増加
男女の初婚年齢や出産年齢が上昇し,育児世代の平均年齢が上昇する中で、大きな問題となり始めているのが1人で育児と介護の二つのケアを同時に担う「ダブルケア」の状態にある人の増加。本人の負担も大きく切実な問題になり始めている。総務省「就業構造基本調査」(平成24年)によれば,未就学児の育児を行う者は約1000万人、介護を行う者は約557万人いる中で、育児と介護を同時に担う者は約25万人。男性約8万5000人、女性約16万8000人と推計される。
ダブルケアをしている人の男女比では、女性が2倍の約16万8000人と推計
男女比では女性が男性のほぼ2倍になる。この偏った状況数値から女性のダブルケアの負担が浮き彫りとなる。就業状況は男性の約9割は有業者に対して、女性の有業者は約半数にとどまっている。育児、介護の両方を担う生活では、外出や通勤ができにくい環境にあることも分かる。高齢出産の増加は、こうした家族の別の側面での課題も抱える可能性があることを知っておきたい。
日本経済新聞朝刊6月16日の拾い読み