【気になる記事データ】共働き世帯の割合が、6割超に(2019年3月号)
編集部レポート
2019 Vol.22

両親世帯に占める共働きの世帯の割合は、6割超になった。共働き世帯(夫婦とも就業者の世帯)は、1997年に専業主婦世帯数を初めて上回り、2012年からの5年間で134万世帯増加。2017年には約1188万世帯に達し、専業主婦の世帯数を大きく上回っている。(※図1)
そして、30代女性の労働力率が落ち込む「M字カーブ」はほぼ解消し、今後、女性の労働力率が上限に達すると予想されている。(※図2)
日本は人口減少により消費市場に縮小傾向にある中で、共働き世帯の増加は、国内の消費市場に大きな変化をもたらすことが期待されている。
共働き世帯と専業主婦世帯とでは、生活スタイルが大きく異なるため、女性マーケットの攻略には双方の消費行動の違いをつかむ必要がある。
共働き世帯と専業主婦世帯とでは、生活スタイルが大きく異なるため、女性マーケットの攻略には双方の消費行動の違いをつかむ必要がある。
このページで紹介したグラフは、HERSTORY が運営する
「女性のあした研究所」に掲載しています。